国政と市政(県政)の違いから分かる市政(県政)の魅力とは? ~リーダーの選び方~
千葉・市原出身|36歳・3児の父
弁護士兼政治家の大すきゆうやです。
川越市長選挙!完全無所属の【森田はつえ】さん勝ちました!
(川越市長選挙の結果はこちら)
自民党、立憲民主党、国民民主党の推薦を受けた対立候補を破って見事当選しました!
野田聖子さん、枝野幸男さん、玉木雄一郎さんも対立候補の応援演説に来ていました。
地元紙では川越市初の女性市長と騒がれていますが、現役の市長では全国で2人目の元裁判官の市長で、女性の元裁判官が市長になるのは、日本の歴史で初めてのことです!!
個人的にはもっと全国的な話題となってもおかしくないと思っている今日この頃です。
現職の最大の選挙運動は、在職期間の市政運営を適切に実現することと思います。
森田はつえ市長には、4年後の選挙が不要となるような市営運営を期待いたします!
ちなみに、ホームページからの発信を中心とする私の活動スタイルとの関係で、先日の応援演説の結果を発表すると、ブログを投稿してから、投票期日まで約1000を超えるアクセスがありました。
川越市民でなければ、検索しない内容ですから、微力ではありますが、川越市民の方々に少しでも私の気持ちが届いたのではと勝手に思っています。
さて、本日の本題です。
前回の続きです。
国政と市政(県政)の違いを
三権分立から整理しています。
衆議院のホームページにおける
三権分立を説明したイラストに、
憲法の根拠条文を付記したところ、
条文で上手く説明できない箇所が
1点あることが分かりました。
こちらの図では、
国民から内閣への⇒が、
「世論」と説明されていますが、
この点が、条文で説明できていません。
「世論」ではなく、条文で説明すると、
以下のような形になるかと思います。
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【憲法67条1項前段】
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で指名する。
【憲法68条1項】
内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。
但し、その過半数は、国会議員の中から選ばなければならない。
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要するに、
①
内閣のリーダーである内閣総理大臣は、国民の選挙により選出された国会議員で構成される国会の多数決により選出されること
②
内閣のリーダーである内閣総理大臣は、国民の選挙により選出された国会議員であること
③
内閣を構成するメンバーの過半数は、国民の選挙により選出された国会議員であること
というルールにすることで、国民の選挙を間接的な根拠に成立しているといえます。
国政の行政権を担う内閣は、国民の選挙を間接的な根拠としているという点は、国政と市政(県政)の違いを考えるにあたって、非常に重要なポイントとなります。
どうして重要なのか。
国政と市政(県政)の違いがあることにより、
どのような魅力(可能性)の違いが生まれるのか。
長くなりましたので、続きは次回といたします。