共産党の候補者より得票したことを驚かれた意味とは?
千葉・市原出身|36歳・3児の父
弁護士兼政治家の大すきゆうやです。
先日、高校時代の友人(野球部)に声を掛けてもらい、草野球に参加してきました。
声を掛けてくれた友人は選挙区外ですが、今まで選挙に興味がなかったけど、今回で少し興味を持ったと話してくれました。
「来年も頑張って!」
とも声を掛けられたのですが、
どうやら友人は衆議院選挙が1年に1回あるものと思っていたらしく、だいたい4年に1回(ほぼ解散総選挙となるため、実質的には3~4年に1回)であることを丁寧に説明させていただきました。
選挙に興味のある人からは、冗談のように聞こえるかもしれませんが、選挙に興味がない人の感覚はこんなもんだと思います。
候補者として活動することとなると、必然的に選挙に興味のある人々と接する機会が多くなるため、選挙に興味のない人々の感覚を忘れがちになりますが、有権者の約50%はこのぐらいの感覚であることを忘れずに、選挙に興味を持ってもらえるように、コツコツと活動できればと思いました。
さて、本日の本題です。
今回の選挙結果を受けて、選挙に詳しい方々から「共産党の候補者よりも多く得票できててビックリしたよ!」との声を受けることが少なからずありました。
正直に申し上げて、私はあまり政党に詳しくないため、このような声を受ける意味が当初は良く分かりませんでした。
しかしながら、せっかくの機会となるため、色々と調べてみたところ、このような声の意味が少なからず理解できたため、私なりに思ったことを整理してお伝えいたします。
日本では一定の要件をみたす政党には、政党の活動を促進するために政党交付金が支給されます(総務省HP【政党助成金制度】)。
共産党は、政党助成金の支給要件をみたす政党ですが、政党助成金の廃止を強く主張しているため、政党交付金を受け取っていません(共産党HP【日本共産党が政党助成金を受け取らないのはなぜ?】・しんぶん赤旗【違憲の政党助成金 8党に78億円支給 日本共産党は受け取り拒否】)。
個人的には、共産党が許容・推奨している個人献金すら疑問であるため、この点の共産党の政策にも完全に賛同する訳ではないですが、自主財源にて活動資金を賄おうとする姿勢には「政治とカネ」の問題に関する他の政党にはない気概を感じます。
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今回の選挙に関する
自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも党本部から総選挙公示直後に政党助成金2000万円が振り込まれていた問題(しんぶん赤旗2024/10/23)
や
自民党安倍派(清和政策研究会)のパーティーを巡る事件で裏金づくりが発覚した「安倍派5人衆」の一人、松野博一前官房長官が、事実上更迭されるまでの2週間に内閣官房機密費(報償費)4660万円を自身に支出していた問題(しんぶん赤旗2024/2/11)
をみても
共産党の政治とカネの問題への気概が、今回の選挙全般の有権者の投票行動に影響を与えたことは間違いないと感じます。
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以上のような「政治とカネ」の問題に対する共産党の他の政党にはないスタンスを踏まえると、その他の政策に関する賛否はあるにせよ、一定のファンが存在することは理解できると調査の結果で感じました。
そのような共産党の「政治とカネ」の問題へのスタンスを理解して、改めて見直しの必要性を感じた問題が、選挙の供託金です。
長くなりましたので、続きは次回といたしますが、選挙に関する話とはいえ、久々に政策に関する問題を考えて発信いたします。
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