②各社からのアンケートをより詳細に答えます!【憲法関連 憲法9条 天皇制 選択的夫婦別姓 同性婚】

千葉3区衆議院議員候補
千葉・市原出身、
弁護士兼政治家の
大すきゆうやです。

各社のアンケートを
一生懸命考えて
発信しています!

今回は

憲法改憲(憲法9条)

天皇制

選択的夫婦別姓

同性婚

という

憲法関連の質問について
考えて発信します。

なお、アンケートは

NHK
(以下「N」と表記します)

日本テレビ・JX通信社
(以下「日」と表記します)

読売新聞
(以下「読」と表記します)

毎日新聞
(以下「毎」と表記します)

朝日新聞

(以下「朝」と表記します)

千葉日報
(以下「千」と表記します)

共同通信
(以下「共」と表記します)

Yahoo!ニュース
(LINEヤフー株式会社)
選挙ドットコム
(イチニ株式会社)
(以下「Y選」と表記します)

以上の各社より
提供いただきました。

各社共通の質問
もありますので、
同趣旨のものはまとめて
掲載して対応いたします。

それでは
引き続き、
はりきって
いきましょう!!

<憲法改憲(9条)>

Q1

そもそも論として憲法の改憲に賛成か反対か
(N、読、毎、共、Y選)

A1

反対です。

【詳細な理由】

過去の投稿に記載したとおりです(【憲法9条の改憲問題の考え方とは?】)。憲法とは国家権力を規制して、国民・市民を守るルールです。1有権者として、現在の政治家に、国家権力の規制という自らを律するルールの変更につき、利己的な判断なく議論できるという信頼が私にはありません。

Q2

憲法9条を改めて憲法に自衛隊を明記することに賛成か反対か
(N、日、読、毎、共)

A2

大反対です。

【詳細な理由】

過去の投稿に記載したとおりです(【憲法9条の改憲問題の考え方とは?】)。自民党政権の利己的な判断を感じずにはいられません。憲法に明記のない状態ですら、防衛費等の支出は膨らみ続けています。憲法9条に自衛隊の存在を明記することは、国家に対して防衛費等の支出を正当化する根拠を与えることとなります。自衛隊の存在は全くもって否定しませんが、機能としては災害対応に特化していくべきではないかと考えます。

Q3

政府は、5年間で43兆円程度の防衛費を確保する方針で防衛力の抜本的強化を進めています。これについてどう考えますか。また、防衛費増額の財源をまかなうための増税に賛成ですか、反対ですか。
(N、日、毎、共)

A3

膨大な防衛費の支出を伴う防衛力の強化や増税による防衛費の財源確保は大反対です。

【詳細な理由】

過去の投稿のとおりです(【憲法9条の改憲問題の考え方とは?】)。これほどの金額を防衛費に支出する余裕は現在の日本にはありませんし、必要もありません。お金の使い方が間違っていると言わざるを得ません。

Q4

非核三原則(核兵器を持たない、作らない、持ち込ませない)についてどう考えますか。
アメリカ軍の核兵器を国内に配備して、共同運用する仕組みである「核シェアリング」について、賛成ですか、反対ですか。
(N、日、毎、朝)

A4

大反対です。

【詳細な理由】

防衛費は拡張ではなく縮小に向けて進めていくべきであることは過去の投稿も含めて、繰り返し述べてきているとおりです(【憲法9条の改憲問題の考え方とは?】)。第二次世界大戦における日本が被った核兵器の悲劇を現在の政権与党である自民党政権は忘れてしまったのでしょうか。過去の投稿でもお伝えしたように、日本の憲法は米国からの押し付け憲法との評価もありますが、私は特に憲法9条は国家としての理想が詰まった素晴らしい条文であると考えています。時の総理大臣であった自民党の佐藤栄作内閣時に閣議決定された「非核三原則」は、日本国民として誇れる国策と考えます。

しかし、残念ながら、現在の自民党政権には、佐藤栄作内閣時のイズムを感じることはできません。直近の政権交代となった2010年の旧民主党の鳩山由紀夫内閣の調査により、日米間に核持ち込みを容認する「密約」が存在したことを覚えていますでしょうか。

自民党支持者にお伝えしたいのですが、私は、幼少期にテレビで観ていた自民党内部における派閥間でバチバチに政治家が議論をしていた姿が好きでした。政権与党の地位が揺るがなかったことによる余裕からなのか、当時の政治家のプロ意識からなのかは分かりませんが、少なくとも今の自民党には私が子供の頃に感じたわくわく感はなく、極めて利己的・保守的・保身的に写ります。防衛費を拡張することに反対であることはもちろんですが、「非核三原則」を改めるなどの話は言語道断であると考えます。

~~~~~~~~~~

なお、

「核シェアリング」

の話は、

私の勉強不足もあり、

今回のアンケートで

初めて知りました。

日本テレビからの
アンケートだったのですが
大変勉強になりました。

ありがとうございました。

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<天皇制>

Q1

女性が天皇になることに賛成か反対か。

(N、日、読、毎、共)

A1

賛成です。

ただし、天皇制の存続の是非も含めて見直すべきです。
(読)

【詳細な理由】

それぞれの考え方・価値観があるため、非常に言及しにくい問題ではありますが、言いにくいことを言うことも仕事であるため、批判を恐れずにはっきりと回答いたします。

大学生の私は司法試験を目指すために司法試験予備校で勉強を開始しました。最初に勉強する科目が憲法なのですが、天皇制度についての授業の際に、憲法の講師から、「日本で唯一人権の制限を受けているのは天皇である」という趣旨の話を聞きました。私にとって天皇制は生まれた時から当然にある制度であったため、人権が制限されているなどの発想は全くなく、強烈なショックを受けたことを覚えています。

ここにいう人権の制限とは、衣食住に困らないという話ではなく、生まれながらに立ち位置が決められているという意味です。天皇は生まれながらに天皇というポジションを強制されます。これは、天皇を除いた国民・市民には考えられないことです。実家の跡取りを強制される地位にあるとかいう話はあくまでも事実上の話です。法的に跡取りを強制するものではありません。

私は現在の憲法が天皇制度を維持した理由は、戦前の天皇制度(天皇中心主義:天皇が「主君」で国民が「家臣」とする主従関係を前提としたもの。人々の権利は主権者である天皇から恩恵で与えられたという考え方)に対する日本国民のスタンスに鑑みれば、天皇制度を廃止することは日本国民に与える混乱が大きいことに配慮したものであると考えています。戦前の大日本帝国憲法から現在の日本国憲法への改憲がなされる前に、「天皇の人間宣言」が発表されたことや現在の国民意識としても「天皇は人間である」ということは争いがない話であると思います。

天皇制度は、戦後の混乱から日本を復興させるためにGHQ(マッカーサー)側としてもやむなく残した暫定的措置と思います。戦後から相当期間が経過した現在において、天皇制度は日本のためにその役割を十分に果たしたと言えるのではないでしょうか。

最終的には天皇制度の是非という議論に至るための段階的な議論として、女系天皇を認めるという選択肢の余地を広げる・現在の制度を動かしてみるという議論は、個人的には、必要と考えています。

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読売新聞のアンケート以外は、

要するに

皇位継承についての
選択肢を広げるべきか否か

というアンケート
であったのに対し、

読売新聞の選択肢には、

天皇制の存続の是非
も含めて見直すべき

との選択肢があったことに

非常に驚いたとともに、

表現が適切か分かりませんが、

多角的な議論という視点から、

少し嬉しい気持ちになりました。

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<選択的夫婦別姓>

Q1

夫婦が希望すれば結婚前の姓を名乗れる「選択的夫婦別姓」の導入に賛成ですか。反対ですか。
(N、日、読、毎、朝、千、共)

A1

賛成です。

【詳細な理由】

賛成です。憲法13条は個人の尊厳を規定します。個人の尊厳に対する制約を正当化できる理由は、「公共の福祉」という他者との人権衝突を調整するためというやむを得ないものに限られます。苗字が個人のアイデンティティー(自分らしさ)に紐づくという国民感覚は共通と思います。選択的夫婦別姓ですから、夫婦同姓の選択肢が廃止される訳ではないです。選択肢を広げるだけの話ですから、選択的夫婦別姓の導入を否定する理由はないと考えます。手続的な煩雑性という理由は、憲法13条の規定する個人の尊厳を制約する根拠にはなりません。国家としては、個人の尊厳という憲法の要請を尊重していく必要があります。この点、子どもがいる場合は、子どもの視点からも考える必要があるとの意見もありますが、親が子どもの名前を付けるように、子どもに対しては親のいずれの苗字を名乗るか決めなければならないという法制度とすれば、子どもの視点からも混乱が生じることはないと考えます。

<同性婚>

Q1

同性婚を法律で認めることに賛成ですか。反対ですか。
(N、日、読、毎、朝、共)

A1

賛成です。

【詳細な理由】

選択的夫婦別姓の話と同列にしようかとも思いましたが、同じ賛成という意見であっても、選択的夫婦別姓の話と同性婚は微妙に考えが異なるため、別途お伝えします。

基本的には、先に述べた選択的夫婦別姓と同じ理由で賛成となります。ただ、微妙に賛成の程度が異なるという理由は、同性婚に対する国民感覚です。選択的夫婦別姓における苗字が個人のアイデンティティー(自分らしさ)に紐づくという感覚ほどに同性婚により自らのアイデンティティー(自分らしさ)が満たされるという感覚は国民に浸透していないようにも思います。何でもかんでも権利であると主張すれば、憲法上の権利となる訳ではありません。同性婚の話が何でもかんでも主張している権利とは私個人としては一切思いませんが、国民感覚が追いついているかというと選択的夫婦別姓と比較して、少し劣るように思います。そのため、個人的には賛成ですが、もう少し議論が必要のように考えます。

以上が憲法関連に関する質問です。

次回は

政治とカネ

その他国会関連

に関する質問

考えて発信します。

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